思春期にきびと大人にきび
思春期のにきびと大人になってからのにきびはどんな違いがあるのでしょう。
まずはそれを知ることで改善法が見えてきます。
思春期にきびは成長期のバランスの悪さで起こる10代のにきびです。
成長期に入ると背が伸びたり骨格がしっかりして大人の身体に変わっていきます。
こういった身体の成長の変化とともに人によってはにきびが出てしまい悩むことになります。
成長期には身体の中でいろいろなホルモンが作られて骨を伸ばしたり筋肉を増やしたり内蔵を成長させたりしています。
でも、成長期の身体はホルモンを適量出したりといった細かい調整がうまくできません。未成熟といえばわかりやすいかもしれません。
そのために皮脂が過剰に出てしまい毛穴が詰まりにきびが出やすくなります。
つまり皮脂のバランスが悪いのでニキビが出来てしまう・・・これが10代に起こる「思春期にきび」です。
たいていの方は高校を卒業して落ち着いてきたり20歳を過ぎたらほぼできなくなる事が多いと思います。
ホルモンバランスが安定してきてムダに脂っぽくならなくなるからです。
もちろん個人差があるので、脂っぽさにず〜っと悩まれている方もいると思います。
では「大人にきび」はどうなんでしょうか？
大人にきびの原因はたくさんあって一つに絞ることができません。
「バランスの悪い食生活」「睡眠不足」「合わない化粧品」「お酒」「タバコ」「紫外線」
「仕事や日常のストレス」「便秘」「冷え性」などなど・・・人によって、生活環境によって原因がさまざまです。
一人ひとり原因が違っていると言ってもいいかもしれません。
大人にきびの改善は簡単ではありません。
一番大事なことは生活環境を見直すということかもしれません。
自分の日常生活そのものがにきびの根本原因になっていることがとても多いからです。
たとえば睡眠不足が続いているなら睡眠ををしっかり取る生活に改めるというようなことです。
しっかり眠ると肌の状態がとても良くなると感じたことはありませんか？
睡眠をしっかり取ると成長ホルモンがたくさん出るのですが、
成長ホルモンの作用の一つに組織や細胞の修復があります。
いい睡眠をとることは肌にもいいということです。
ストレスで肌の状態が悪くなってにきびになってしまうこともあります。
ストレスの解消法をいくつか持っているといいかもしれません。
社会人になると何かとストレスに晒されますが、上手く気分転換をしたり発散するといいと思います。
不規則な生活をしている方はできるだけ規則正しい生活になるように心がけてください。
そのうえで自分に合った化粧品を使ってちゃんとお手入れをすることが大人にきびの改善法かもしれません。
